SDGs事業 事例② SDGビジネスのベスト・プラクティスの調査/成功要因の抽出 業務の背景と全体概要 全世界にてSDGsへの取り組みが活発に推進されているのに対し、日本国内では未だ認知度も十分ではなく、民間企業の取り組みには遅れも指摘されている。そのため、日本政府としてSDGsへの適切な理解を深め、より効果的な民間企業への啓蒙活動を行うために、世界のSDGs先進事例、成功事例を収集し分析することが必要とされた。 業務内容 国際機関からの委託を受け、途上国において、社会的インパクトの創造と事業活動の拡大を両立させているSDGビジネスのベスト・プラクティスを調査・分析した。 成果 基軸コンサルティングは17件の優秀企業事例をレポート資料として作成し、それらに共通する要因としての4つの事業展開パターンを抽出した。これらの事業展開パターンはSDGビジネスの新規立案や途上国への進出コンサルティングの中で役立てられている。 No1 先進技術の活用 主に先進国で研究開発された先進技術を事業化することで、現地の社会課題を解決する。 No2 ローカル資源の再発見 現地で見過ごされていた、あるいは廃棄されていた資源を事業に活用することで、価値に転換する。 No3 小規模事業者のネットワーキング 途上国の小規模事業者(農家など)をつなぎ、バリューチェーンに包摂することで収益性を向上させる。 No4 グローバルスタンダートの現地化 グローバルに一般化されている製品や事業モデルを、現地ニーズに合わせてアレンジすることで普及させる。