人事制度最適化プロジェクト ● 社員のモチベーションを高めたい ● 人事制度の矛盾を何とかしたい こんなことを耳にしたことはありませんか? 「これまでの人事評価制度が、時代に合わなくなってきたな…。」 「そろそろ次のステージに向けて、人事評価制度を作り直すか・・・。」 「どうも社員から評価に対する不満が多いようだ…。」 「社員がイキイキしてくれる人事評価制度が必要かもしれない…。」 自分自身こんなセリフを言ったことがある方もいるかもしれません。 社員の評価に対する不満が上がると、ついつい人事評価制度に手をつけなくてはならないのかと迷います。しかし、人事評価制度に手を加えることは経営者にとって本当に恐ろしいことではないでしょうか。なぜなら人事評価制度は会社の掲げる哲学であり、評価制度の一文一文は会社が目指す理想像そのものだからです。すなわち、人事評価制度に手を加えることは単に評価基準を変えるという話ではなく、経営理念に匹敵する会社の根幹を変更するということなのです。 その影響力はビジネスモデルを根底から揺るがすだけのものがあり、それを知っているが故に、多くの経営者は人事評価制度の変更にしり込みをしてしまいます。ところが社員からの評価に対する不満や、制度の矛盾に対する指摘は途切れることがありません。 「避けたいが、避けるわけにいかない。」 そして人事評価制度へ変更に変更を重ねるのですが、会社は思いもよらぬ方向へ動いていくのです。 しかし、そのような中でも人事評価制度が矛盾無く機能し、社員がモチベーションを高く持てる組織。 そんな組織は現実に存在します。 そこにはどんな違いが? そんな理想的な組織ではどんなことが起きているのでしょう。 最新の評価制度を導入しているのでしょうか? 評価制度に向けた優秀なITシステムを導入しているのでしょうか? それとも何か、すばらしい昔からの伝統的な評価制度を守り続けているのでしょうか? いいえ、違います。 「世間の思い込みを離れた、自由な人事評価制度」を構築しているのです。 どうすればいいの? 今では古い話になりますが、かつて年功序列や能力主義について活発な議論が行われていました。確か、日本独特の年功序列型雇用形態が欧米型の能力主義に移行するという論調だったと思います。しかし、ここに一つの思い込みがあります。日本においても人事評価制度は時代背景によって移り変わって来ているのです。戦後は年功序列型が主流を占めましたが、少し歴史を遡ると元禄時代には能力主義が主流です。同じように人事評価制度の歴史を辿ると、本当に多種多様な人事評価制度の変遷があるのです。 しかし、その時代を包む潮流に惑わされると、ついつい固定概念に縛られた人事評価制度を作ってしまいます。その結果、自分たちにそぐわない人事評価制度ができあがり、いくら修正を繰り返しても機能しないのです。 私たちはここにもっと大切なものがあると考えます。 経営者の掲げる理念、一人ひとりが目指すもの、そういった自分達の思いを重視した人事評価制度が作れるのです。 私たちが人事評価制度に手を加える際、もしくは構築する際、徹底して経営者との語り合いをします。どのような理想を目指すのか、その時のビジネスモデルはどのようなものか、社員にはどのように育って欲しいのか…。そういった思想をつかむことが人事評価制度には必要だと思うからです。その上で世の中の固定概念を離れた自由な人事評価制度の構築に入ります。 全ての人にぴったりとフィットする服がないのと同じように、人事評価制度も全ての企業に合うものというのはありません。 今流行の服だから…。 あの人に似合っていた服だから…。 そういう思いで身につけた服にフィット感はきっと無いはずです。大切なのは、自分たちが着たい服を手に入れることなのです。 自社にピッタリとマッチした人事評価制度とは何か?そんな視点を持ちながら人事評価制度を構築すれば、活力に満ちた職場ができあがるのです。 組織活動効率化に向けた全社診断及び改善プロジェクト