組織活動効率化に向けた全社診断及び改善プロジェクト ● 不必要な会議や、無駄な業務を整理したい ● 全社の仕組みをメンテナンスしたい こんなことを耳にしたことはありませんか? 「また会議か。参加しても殆ど意味が無いのに…。」 「どうしてこんなに面倒なんだ。意味の無いルールが多すぎないか…。」 「また手戻りの指示が来たのか。 まったく何回やり直せばいいんだ…。」 「どうしてうちの会社はいつまでも変わらないんだろう…。」 自分自身こんなセリフを言ったことがある方もいるかもしれません。 会社にいると不思議なもので、対外的には大きな仕事を成し遂げているにも関わらず、社内の細々とした問題が一向に解決せず、放置されていることがあります。困ったことに働く社員からしてみると、こうした身近な問題はむしろ大きなストレスの元凶になるのです。 ほんの少し変えてもらうだけで気持ちよく働けるのに、変えてもらえない。 これがボディーブローのように働く気持ちに効いてくるのです。 しかし、世の中には本当にあるのです。 職場の問題が次々と改善され、社員が気持ちよく働ける組織。 そんな組織は現実に存在します。 そこにはどんな違いが? そんな理想的な組織は何が違うのでしょう。 現場に改善マインドの高い方々が揃っているのでしょうか? とても優秀な経営者が完成度の高い業務の仕組みを整えたのでしょうか? それとも一人ひとりが気の利いたやり方を、自然と実践しているのでしょうか? いいえ、違います。 誰かが問題の無い仕組みや職場を作ったのではないのです。 会社が抱える数々の問題を、次々と解決する新陳代謝の仕組みがあるのです。 どうすればいいの? 会社の問題が次々と解決する新陳代謝を働かせるポイントは3つあります。 1.意志決定の仕組みを整えること ほとんどのケースにおいて、現場の方々は業務上の問題点のみならず解決方法にも気づいています。では、何故それにも関わらず解決出来ないのでしょうか?それは、会社組織において意志決定の権限が分散していたり、権限の所在が不明瞭であるからです。 「自分では決められないし…。」「誰に言ったら変わるのか分からないし…。」 こんなセリフは意志決定の仕組みに不備があることを示す、社員からのサインです。 2.情報共有の仕組みを整えること 現場には日々アイデアが溢れています。しかし、せっかく生まれたアイデアも、社内で共有されなければ全く意味がありません。仕事は複数の部署をまたいで成り立っていますから、この情報共有ができなければ、十分なサービス品質にはなかなか到達しません。また、言えば済む話が言えないということに組織の多くの問題は起因しています。 「もっとこうして欲しいのだけど…。」 社員がいつまでもそんな思いを抱いたままなら、情報共有の仕組みに不備があるサインです。 3.現場が自力でレベルアップする仕組みを整えること 組織は頻繁に人事異動が繰り返され、組織図自体も変更されます。これ自体は企業が健全な競争力を保つために、避けられないことです。ただし、そうして出来上がった組織が最初から十分なパフォーマンスを上げることは絶対にあり得ません。現場では作業レベルの細かなノウハウの蓄積が必要不可欠であり、その積み重ねの中で熟練者が生まれ、作業効率が上がっていくからです。ところが、この現場の細かなノウハウを蓄積する仕組みを持たないと、いつまでも当初思い描いた程の生産性が実現しません。 現場には日々細かな改善をスピーディに積み重ねる習慣を持たせなくてはならないのです。 「最近改善したこと?うーん、何だったかな…。」 こんなふうに社員が最近実施した改善内容をなかなか思い出せないなら、現場が自力でレベルアップする仕組みに不備があるサインです。 さて、皆様の職場に思い当たることは無かったでしょうか。私たちが職場の効率化に向けて診断し、改善活動を繰り広げる際にはこれら3点からアプローチしています。各現場に足を運び一人ひとりにヒヤリングをしますと、本当に改善点が溢れんばかりに出てきます。それも、一人ひとりが「本当に何とかして欲しい。これさえ直ればストレスから開放されるんだ!」ということばかりですので、上手く進めますと大変喜んで頂けますし、生産性も大きく改善します。2、3年も経つと会社の仕組みはあちこちに無駄が満載となりますから、定期的にメンテナンスすることをお勧めします。私たちと、皆さんのストレスが次々解消する気持ち良い職場を作りましょう。 人事制度最適化プロジェクト コミュニケーション研修